鞄につめた君への思いを
みんな、最近どう?パスタくるっと巻いてる?
4月ですね。社会人になりました。
一人暮らしにも慣れました。桜も咲き誇っています。
他人と向き合うって、人生で初めてのことかもしれないや。
にじゅううんねんも生きてて、私、ずっと一人だったから。
他人と向き合うって、自分と向き合うことと同義なんだ〜〜って今知ったよ。
自分にコンプレックスがありすぎて、自己肯定感が低すぎて、どうにもならない。泣いてしまった。ずっと心臓と頭が重い。心臓と頭、5kgずつくらい増えてそう。ずっしりする。ぼーっとする。食欲がない。眠れない。吐き気が止まらない。気持ち悪い。ずっと泣いてる。
図書館に行ったら図書館のあまりの小ささにショックを受けてしまった東京。好きな人の好きな作家を、指でなぞって探してたら泣いてしまった。見つからなくてまた泣いてしまった。文庫じゃなくて、ハードカバーのところで見つけて、手に取って、中をめくって、よくわからなくて顔をしかめた。とりあえず何冊か借りた。自分の読みたい本も借りた。好きな人の好きな音楽をウォークマンで流して歩きながら帰った。そのCDを借りた動機はそうだったかもしれないけど、すっかりその音にハマってしまった。眩しい太陽を浴びながら歩いた。頭が重すぎて自然と項垂れてしまって足取りも重くなっていって、しんどすぎてまた泣いてしまった。
なんて重い女なんだ。
ズブズブに沈んだ自己否定の沼から抜け出したいと思っていたはずなのに、沼の生暖かさから離れるのが今更怖いってさ。沼から抜け出すのも何度も足を取られるし、抜け出せたとして、足についた泥をきれいに洗い流すのも一苦労だ。ずっと沼に浸かりながら一人で死んでいく方が楽だ。
他人に干渉したり誘惑したりするのが苦手だ。地球上の生命すべて、あるがまま、なるようになってほしいと思っているから。自分が介入することで、何かが影響されることは、私の信念に反してしまう。
だから、喉から手が出るほどほしいと思う、人、が、いない。その人が、自分のことに興味を持とうとしてくれないなら、してくれないままが自然のあるべき姿であって、私はそこに介入する権利はない。だから、最初からもう諦めている。何もかも諦めから始まっている。
自分の好きなもの。大事なもの。
絵と、音楽と、文学と、散歩と、
それらだけで生きていけたらよかった。日本のど真ん中のちょっと外れたところで、普通の人みたいな顔しながら、一人で生きていけたらよかった。 普通の人を目指して、普通の人みたいなことをするんじゃなかった。
自分の好きなものだけを大事にして、嫌いなものはスッパリと絶って、誰にも迷惑をかけず、誰からも迷惑をかけられることなく、美術の、音楽の、文学の、道端の、空の、繊細な機微に心を動かされて、そしてまた私も何かを表現するような、そんな人生がよかった。そんな人生に他人はいらなかった。自分だけで完結する世界だった。恋に恋してるだけでよかった。萩原朔太郎。
そんな感じです。
鞄につめた君への思いを
とりあえず言葉にぶつけるよ
寂しくなんかないよ
君がそばにいれば
🎶ワンダーソング/S.R.S
- アーティスト: S.R.S
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2010/03/03
- メディア: CD
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このアルバム9年前に発売されてたってまじでか?確かにハマってたの中学生の時だわ〜。渋谷TSUTAYAさん置いててくれてありがとうございます。久しぶりにこの羊のパッケージ見て感動したし、CDを聴いてまた感動した。
どの曲も好きなんだけどMVも作られているワンダーソングね。藤井美菜ちゃん出てるやつね。可愛いね。時代を感じるね。
曲調がポップなので、春の暖かい陽気の中で散歩してる時にかかってきたらリズムに合わせて踊ってしまいます。歌詞はよくある片想い頑張ろうって感じだけど、勝手に新生活応援ソングだと思ってる。今の時期に本当に合っている。
多くは言わないのでみなさん聴きましょうね。スルメ系だと思うので繰り返し聴いてね。
S.R.Sもう解散してるのでこのCDは一生大事にしようね。